当協会 岐阜華陽支部の活動報告です。

華陽支部の今年の研修旅行は、建築士事務所全国大会／新潟大会への参加を兼ねて
令和7年10月2～3日 に新潟を探訪しました。
今回は、正会員6名、賛助会員5名、合計11名での研修です。

1日目は、岐阜を出発し、飛行機で県営名古屋空港（小牧空港）から新潟空港まで移動し、新潟市と新発田市の古屋敷を見学しました。
《 旧齋藤家別邸 》　
大正7年（1918年）に 豪商 齋藤家の四代 齋藤喜十郎 が別荘として建てたものです。
凝った造作と美しくまとめられた庭園を鑑賞できました。

　　　　入り口　　　　　　　　　内部　　　　　　　　　内部　　　　　　　　　内部

　宅内から庭園を見る　宅内から庭園を見る　　　庭園内のあづまや
《 清水園 》
越後新発田藩の下屋敷で、3代 宣直により寛文6年(1666年)～ に建立されました。（昭和20年代に修復）
大きな池の周りに、書院、茶室、鐘楼が配置されています。幕府に対する配慮から質素なつくりとしてあるそうです。
すぐ近くに足軽長屋も保存されていました。

　　建物の由来説明　　　　　　　書院　　　　　　　　　書院　　　　　　　　　庭園

　　　池と茶室　　　　　　　　　池　　　　　　　　足軽長屋
《 月岡温泉 白玉の湯 華鳳 》
宿泊は、新潟で人気の旅館「華鳳」です。
ゆったりとしたロビー、所々に配置された美術品や装飾品、広くて美しい庭園、緑色の硫黄温泉(写真ありません)、宿泊室の窓から見える西洋絵画のような壮大な田んぼビュー、いずれも満足。

　　　正面入り口　　　　　　　ロビー　　　　　　　ロビーの奥　　　　　　階段下階の装飾

　　下階廊下の装飾　　　　　　庭園　　　　　　　　　宿泊室

２日目は、新潟の豪農の邸宅を見学し、建築士事務所全国大会会場に参加しました。
《 北方文化博物館 》
江戸時代中期から続く越後沢海地方(新潟市)の 豪農 伊藤家の大邸宅です。
この建物は明治15年から8年がかりで建てられたものです。豪農らしく大きな部屋で構成された建物です。
主屋と大広間と庭園、平面が三角形の書斎・茶室の三楽亭、建築時の大工の作業室(今は土産物店)、土蔵造りの米蔵(今は宝物庫)、名物の大きな藤の木などを見ました。時間が無くて(1時間)、ゆっくり見れなかったのが残念です。

　　　　　主屋　　　　　　　　主屋玄関　　　　　　　主屋居間　　　　　大広間から見た庭園

　　茶室 三楽亭　　　　　　　大工 作業室　　　　　　　米倉　　　　　　　　　　　　　藤の木
《 朱鷺メッセ 》
建築士事務所全国大会の会場は、新潟港に面した朱鷺メッセでした。

　　　朱鷺メッセ　　　　　　　入口　　　　　　　　　　受付　　　　　　　　会場内部
この後、飛行機で小牧空港へ飛び、岐阜に帰りました。